シンポジウム「京都府南部地域豪雨災害からの 10 年~その当時を振り返って~」開催のお知らせ・申込
2012年8月に発生した京都府南部地域豪雨災害から10年の年月が経ちました。猛烈な大雨により、宇治市北東部を流れる天井川である弥陀次郎川は決壊し、土砂崩れで道路が寸断された宇治市炭山地区・志津川地区は孤立し、多くの民家が浸水や損壊の被害を受けました。
今回のシンポジウムでは、当時の水害において、復旧に尽力された福祉・企業・行政の方々に当時の被災状況や復旧活動の様子を語っていただきます。水害に備え、水害発生時における対策を学ぶ機会とし、記憶の継承を目指します。
日時 | 2022年10月16日(日) 13:30~16:30 |
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開催形式・定員 | リアルとオンライン(Zoom)を併用し、ハイブリッド形式で開催。 会場定員50名、オンライン定員100名 (共に申込先着順) ※ 申込み締切りは、10月13日(木)です。 |
参加費 | 無料 (参加申込へ) 受付は終了しました。 |
会場 | 宇治市産業振興センター (https://www.city.uji.kyoto.jp/site/ujinext/7138.html) 多目的ホール |
アクセス | 近鉄「大久保」駅から徒歩約15分 |
事務局連絡先 | 電話:414-4212 FAX:414-4230 メール:contact@hitokoe-npo.jp |
プログラム
13:30〜 | 開会挨拶 – 田島慎也 災害時連携 NPO 等ネットワーク 副会長 / (一社) 京都中小企業家同友会 理事・事務局長 |
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13:40〜 | 松村淳子宇治市長挨拶 |
13:50〜 |
基調講演:「京都府南部地域豪雨災害からの 10 年~その当時を振り返って~」牧 紀男 |
14:50〜 |
パネルディスカッション
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16:20〜 | 閉会挨拶 – 平尾剛之 災害時連携NPO等ネットワーク 副会長 / きょうとNPOセンター 常務理事・統括責任者 / 一般財団法人 社会的認証開発推進機構 理事・研究主幹 / 一般財団法人 非営利組織評価センター 業務執行理事 |
この事業はSDGsで掲げる目標の内「11 住み続けられるまちづくりを」「13 気候変動に具体的な対策を」「17 パートナーシップで目標を達成しよう」に該当する活動として実施します。
登壇者紹介
基調講演
牧 紀男
災害時連携NPO等ネットワーク 会長 / 京都大学防災研究所 教授
パネルディスカッションにもファシリテーターとして参加します。
パネルディスカッション
パネリスト
吉田 實子さん
(一社) 京都中小企業家同友会 会員/ 株式会社宇治吉田運送 取締役会長
宇治市で産まれ育つ。小学生の時に山科川氾濫により、何度も自宅浸水した経験を持つ。1997年宇治吉田運送に入社。2001年代表取締役、2022年取締役会長就任。京都府南部地域豪雨災害時には自社のマイクロバスでボランティアバスを運行。永年宇治市笠取地区のスクールバスを運行。創業より地域に密着した会社として活動している。
森 博文さん
社会福祉法人山城福祉会 志津川福祉の園 施設長
1999年、通所授産施設である志津川福祉の園に入職し主任職員として勤務。2012年の京都府南部地域豪雨災害時は副施設長として被災復旧業務にあたる。2019年には、施設長就任。
社会福祉法人山城福祉会 志津川福祉の園には通算22年間勤務し、施設利用者支援にあたっている。
吉田 秀子さん
宇治市災害ボランティアセンター運営委員 / NPO 法人 働きたいおんなたちのネットワーク 事務局長
2000年にNPO法人を設立、女性の自立と社会参加支援を開始。2011年の東日本大震災では、気仙沼市に女性の居場所兼働く場として手づくり工房を開設。
2012年の京都府南部地域豪雨災害では、宇治市災害ボランティアセンターの運営委員の一員として約20日間、総務等の裏方活動に従事。
岡田 優さん
陶芸家
京都市より移り住み、現在宇治市炭山にて40年近く作陶。
2012年の災害時、地域の小学校のPTA会長、及び組長として災害対策委員として対応。
古橋 勝也さん
京都府 危機管理監付 参事
2002年京都府入庁。以来、主に危機管理、防災業務に従事。京都府災害ボランティアセンター初動支援チームにも所属。これまで、府内で災害が発生した時の対応のほか、他府県の地震災害、豪雨災害などでは現地に派遣され、職員としての被災自治体の支援や、ボランティアセンターとしての現地支援にも携わる。
参加申込み
※ 締切りは、10月13日(木)です。参加申し込みの受付は終了しました。
主催 | 災害時連携NPO等ネットワーク |
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共催 | 近畿労働金庫
この事業は近畿ろうきんNPOパートナーシップ制度の事業として実施します。 |
後援 | 宇治市、京都労働者福祉協議会、京都府生活協同組合連合会、京都府災害ボランティアセンター、京都市災害ボランティアセンター |