シンポジウム『福知山で考える「水害への備え」―平成25年台風18号災害を振り返って―』
繰り返し襲来する台風にどう備えるべきか、今こそ考えてみませんか?
平成25年9月に発生した台風18号災害において、福知山市では、由良川流域の全区域への平均300mm以上に及ぶ大雨により、家屋被害、土砂災害、河川・道路被害、農業被害など甚大な被害が発生しました。あれから10年、当時の状況を忘れぬように基調講演とパネルディスカッションを通して、当時の状況を忘れ去られぬよう継承するとともに、水害に対する備えや災害発生時における対策の知識の普及と啓発を目指します。
日時 | 2023年9月30日(土) 13:30~16:30 |
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会場 |
市民交流プラザふくちやま 市民交流スペース |
マップ | |
開催形式 | 当シンポジウムは、来場またはオンライン(Zoomによる配信)でも視聴参加していただけます。 |
参加費 | 無料 |
チラシのダウンロード | チラシのダウンロード (PDF – 軽量版) |
事務局連絡先 | 京都府文化生活部文化生活総務課府民協働係 担当:村上、五明、田村
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この事業は「近畿ろうきんNPOパートナーシップ制度の事業」として行います。
プログラム
13:30〜 | 開会 (Zoom入室開始:13:15) |
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13:35〜 | 開会挨拶 – 平尾 剛之 災害時連携NPO等ネットワーク 副会長 |
13:50〜 |
基調講演大門 大朗氏 専門は社会心理学、災害心理学。主な研究テーマは、災害ボランティア、災害復興、防災行動。台風18号災害では大江地域を中心に災害ボランティアを行うなど、地域住民とともに実践する災害・防災研究を目指している。 |
14:50〜 |
パネルディスカッション
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16:20〜 | 閉会挨拶 – 田島 慎也 災害時連携 NPO 等ネットワーク 副会長 |
登壇者紹介
基調講演講師
大門 大朗氏
福知山公立大学地域経営学部准教授
パネルディスカッション パネリスト
シンポジスト
前川 二郎氏
福知山市 副市長
~昭和58年に京都府に入庁、平成29年から京都府危機管理監、平成31年南丹広域振興局長、令和3年3月に退職、同年4月から現職。長く防災行政に関わってきた経験を活かし、福知山市が進める「避難のあり方検討会の検討結果」に基づく事業推進の陣頭指揮をとる。
堀 昌彦氏
株式会社HORI建築 代表取締役社長・一級建築士・一級建築施工管理技士・一般社団法人京都中小企業家同友会会員
~1960年福知山生まれ。父が大工で建築へのレールが敷かれており、宮津高等学校建築科卒業後、福知山のゼネコンで現場監督を経て、1985年堀建築設計事務所を創業し、1996年株式会社HORI建築設立。木の家専門店として新築・リノベーションを主な事業とし住宅以外の施設建築も手掛けている。関連事業として不動産事業も営む
森田 洋行氏
特定非営利活動法人 京都丹波・丹後ネットワーク副理事長、災害時連携NPO等ネットワーク監事
~1957年生まれ、国立熊本電波工業高等専門学校卒業後、NEC関連会社で勤務。2014年8月豪雨により事務所が冠水したことから、翌年京都府やきょうとNPOセンター等と一緒に災害時連携NPO等ネットワークを立ち上げる。
ジョセフィン タニグチ氏
グッドライフイングリッシュスクール主宰、フィリピン人コミュニティ・オーガナイザー
~フィリピン出身、日本に来て約20年。現在は福知山市等で英語教室を開くほか幼稚園等でも教えている。また日本に住むフィリピン人たちの生活の手助けやNPO法人京都丹波・丹後ネットワークと一緒に多文化共生事業にも参加している。
コーディネータ
牧 紀男
災害時連携NPO等ネットワーク 会長、京都大学防災研究所 教授
~専門は防災計画、災害復興計画、危機管理システム、すまいの災害誌。数多くの自治体の防災計画策定、地域防災計画に携わるとともに、2004年新潟県中越地震で大きな被害を受けた小千谷市の復興計画の策定・検証や、2011年東日本大震災では岩手県災害対策本部において災害対応時の情報処理支援を行う等、被災地における自治体支援活動を行っている。
参加申込
*申込締切:2023年9月29日(金)迄
申込受付メールが届きます。受信できなかった場合は事務局までご連絡ください。
主催 | 災害時連携NPO等ネットワーク |
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共催 | 近畿労働金庫 |
後援 | 福知山市、京都労働者福祉協議会、京都府生活協同組合連合会、京都府災害ボランティアセンター、京都市災害ボランティアセンター |