シンポジウム「災害時のトラブル ~知って守るあなたの安心~」開催のお知らせ

シンポジウム「災害時のトラブル ~知って守るあなたの安心~」開催のお知らせ
皆さんご承知のとおり、2024年には能登半島地震が発生しました。また気候変動の影響を受けた大雨による災害も頻発しています。被災した地域では、大変残念なことですが自然の影響による被害に加えて、窃盗、詐欺といった犯罪行為も発生しています。被災という困難な事態の中で、私たちは様々なトラブルに対処していく必要があります。
今回のシンポジウムでは、防災と防犯の専門家から講演をいただくとともに、被災地では、具体的にどのようなトラブルが発生しているのか、またそれを乗り越えるためにどのように対処すれば良いのか、また、その際のこころの持ち方について専門家を交えて学びます。知っておけば防げるトラブル。まずは知ることであなたの安心を守りましょう!
日時 | 令和7年2月22日(土) 14:00~16:30(開場・受付13:30~) |
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会場 |
京都経済センター 6階 会議室6-D
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マップ | |
開催形式・定員 | 会場参加のみ
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参加費 | 無料 |
申込締切 | 令和7年2月20日(木)まで (先着順) |
プログラム
14:00 (開場:13:30) | 開会 |
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14:05~14:55 |
基調報告「被災地での犯罪予防」報告者:松川杏寧氏 兵庫県立大学減災復興政策研究科 准教授 博士(社会学) |
15:00~16:25 |
パネルディスカッション災害時に具体的にどのようなトラブルが発生しているのか、また様々なトラブルに具体的にどのように対処していけば良いのかについて専門家とともに考えます。 |
16:30 | 閉会 |
登壇者紹介
基調報告講師
- 松川 杏寧 氏
兵庫県立大学減災復興政策研究科 准教授 博士(社会学)
同志社大学大学院社会学研究科で博士の学位取得後、人と防災未来センター、防災科学技術研究所を経て現職。専門は犯罪社会学、福祉防災学。2011年(平成23年)の東日本大震災までは環境犯罪学による犯罪予防について研究していたが、3.11以降災害の分野へ。地域住民による犯罪予防や災害時要配慮者の防災対策、避難所研究など、地域コミュニティや脆弱性の高い人々を主な研究の対象としている。
パネルディスカッション
パネリスト
- 寺村 研二 氏
京都府警察本部 生活安全部生活安全企画課 犯罪抑止対策室 室長補佐 京都府警部
1999年(平成11年)、京都府警察官を拝命し、交番勤務、機動隊、警察署生活安全課等を経て、2020年(令和2年)に警察庁生活安全企画課に出向し、災害時の防犯対策等を担当。2023年(令和5年)から現職。
- 三谷 智子 氏
明治国際医療大学/鍼灸治療 三陽院院長/NPO法人鍼灸地域支援ネット
大阪大学にて看護師免許取得。大阪ガスにて社員の健康管理業務につく。京都大学防災研究所にて災害心理学を研究、同大医学研究科にて社会健康医学博士の学位を取得。災害時の心と身体の健康について、実践を通じて研究を行ってきた。京都府立医大助教、京都大学大学院医学研究科准教授、岐阜医療科学大学保健医療学部教授を経て、現職。鍼灸師として、予防医学の実践を行っている。
- 佐野 孝太 氏
損害保険ジャパン株式会社 関西火災新種保険金サービス部 京都火災新種保険金サービス課
2016年(平成28年)損害保険ジャパン日本興亜(現、損害保険ジャパン)入社後、保険金支払部門(自動車)、損害保険営業、海外事業推進(出向)を経て、2024年(令和6年)より現職。保険金支払業務(火災保険・新種保険)に従事。災害時の保険請求事案・保険金不正請求疑義事案も対応。
- 松川 杏寧 氏
兵庫県立大学減災復興政策研究科 准教授
コーディネーター
- 牧 紀男
災害時連携NPO等ネットワーク会長 京都大学防災研究所教授
参加申込
令和7年2月20日(木)まで(先着順)
主催 | 災害時連携NPO等ネットワーク
【事務局連絡先】 |
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協力 | 損害保険ジャパン株式会社・京都府災害ボランティアセンター・京都市災害ボランティアセンター |
※この事業はきょうと地域創生府民会議の協賛を受けて実施します。